桐生競艇場の特徴が知りたいです!
桐生競艇場で予想する時の攻略法はありますか?
桐生競艇場で予想する時の注意点も知りたい!
任せて!
当記事は桐生競艇場の特徴を知り、桐生競艇場で開催されるレースを攻略する記事となります。
桐生競艇場は群馬県みどり市に位置し、全国24ヵ所の競艇場の中で最も北部に位置する競艇場です。
また、標高も全国で一番高く、それらを踏まえて桐生競艇場の予想をする必要があります。
これを読めば桐生競艇場のレースで予想する際のコツやポイントが掴めるようになりますので、是非チェックしておきましょう。
桐生競艇場の特徴と舟券予想の攻略
桐生競艇場は群馬県みどり市にある競艇場です。
桐生競艇場はその周辺にしっかりとした水源があるわけではありません。
溜め池のような作りとなっていることから、プール水面となります。
また、桐生競艇場は群馬県の市街地にはありますが、北部には山間地帯が存在します。
桐生競艇場のレースを攻略するにはこれらの特徴を確認しておく必要があります。
それではまず、桐生競艇場の特徴を以下の順通りに見ていきましょう。
詳しく解説していくよー!
桐生競艇場の水質
桐生競艇場の水面にはいくつかの特徴があります。
それぞれ見ていきましょう。
水質は純粋な淡水
全国24ヵ所ある競艇場の内、ほとんどの競艇場は「海・湖・川の水」を用いて水面が作られいますが、桐生競艇場に関しては周りに水源がないためプール水面となっています。
実は桐生競艇場から北西に向かって車で30分ほどの距離に、渡良瀬川という河川があります。
その昔、渡良瀬川の水を引いて群馬の市街に住む方々が、岡登用水(おかのぼりようすい)という水路を造りました。その水路から水を引いて造られたのが桐生競艇場なのです。
つまり、桐生競艇場は元々は川の水のため水質は淡水になります。
淡水の特徴として、海水と比べると浮力が少なく艇が沈みやすいことが特徴的です。
そのため、体重が重たい選手にとっては不利な水面となり、逆に体重が軽い選手にとっては有利な水面になるため、桐生競艇場のレースを予想する際は選手の体重をチェックするようにしましょう。
特に、女性選手は男性選手よりも体重の最低基準が3kg軽く設定されており、最低体重は47kgとなっています。
男性選手の最低体重は50kgのため、より女性選手にはアドバンテージが付きやすい水面になります。
桐生競艇場の水質はモーターの力が発揮しにくい
桐生競艇場の水質は淡水であり、海水と比べると水が硬い特徴があります。
理由として、淡水は海水から塩分を減らしたもので、塩分が少ないとその分だけ水そのものの成分が濃くなるからです。
また、水の硬さはプロペラが回転する際のかき回しやすいかどうかに影響するため、桐生競艇場の水質はプロペラが回りにくいことになります。
つまり、基本的に桐生競艇場はモーター本来のパワーは発揮しにくい水面と言えます。
モーター本来のパワーが発揮しづらい理由は他にもあります。
桐生競艇場は全国24ヵ所ある競艇場の中で全国一の標高の高さです。
標高が高ければ高いほど酸素は少なくなりますが、モーターの燃料を燃やすのにも酸素が必要です。
つまり、桐生競艇場は標高が高いがために酸素が薄く、モーターの力が発揮しづらい競艇場といえます。
ある程度の距離を進めば艇にもスピードが出ますが、桐生競艇場の場合は上記の理由などからスピードが乗るまでに時間がかかってしまうのです。
専門用語では「出足」が弱いとも言い、出足が弱いとスロー艇(①②3コース)の艇はスタートまでに届かず、ダッシュ艇(④⑤6コース)に捲られてしまうことがあります。
これらの特徴から、桐生競艇場は淡水で浮力が得にくく、プロペラが回りにくかったり、標高が高く出足が弱かったりなど、モーター調整に苦慮することが多い競艇場となります。
桐生競艇場の風
続いての桐生競艇場の特徴は風です。風の特徴も予想する上では欠かせないため是非覚えておきましょう。
まず、桐生競艇場の特徴として季節風の存在が挙げられます。
その名も「赤城おろし」です。
赤城おろしは別名「上州空っ風」と呼ばれており、上州とは群馬県の昔の呼び名で、空っ風とは乾いた風のことを意味しています。
つまり、赤城おろしは群馬(桐生)に吹く乾いた季節風のことを言います。
また、赤城おろしの赤城とは桐生競艇場の北西部にある「赤城山」と呼ばれる火山の事を指し、その山を吹き下ろすように風が吹くことから赤城おろしと呼ばれています。
その赤城おろしは一般的に11月頃から春にかけて吹くことが多く、風速が5mをも超えることがざらにあります。
そんな赤城おろしの影響を直に受けるのが桐生競艇場です。
赤城おろしは桐生競艇場からみて北西部に位置していますが、桐生競艇場の水面はスタートは南南東に向かって走るように設計されています。
このことから、赤城おろしが吹く風向は桐生競艇場では追い風ということになります。
桐生競艇場のコース
上記、桐生競艇場コース面を見ながら解説を読むと分かりやすいかと思います。
それでは見ていきましょう。
ピットから第1ターンマークまでの距離による影響
桐生競艇場のコースの特徴としてピットから第1ターンマークまでの距離の長さが挙げられます。
距離にして165mと全国で3番目の長さとなります。
中には100mを切る競艇場がある中、距離が短い競艇場と比較すると桐生競艇場のピットから2マークまでの距離はおおよそ2倍弱ほどの長さになります。
このピットと2マークまでの距離が長いと出足や伸び足が良い艇はその分早く2マークまで到達することができます。
逆に、出足や伸び足が悪いと簡単に前付けされてしまい、たとえ同時にピット離れを決めても良い艇に前付けされてしまうリスクも発生してしまいます。
そのため、桐生競艇場で予想する際は出足の良さ、伸び足の良さを確認しつつピット離れにも注目しておきましょう。
競艇では本番レースと同様に選手達が練習としてコースを走る展示航走というものがありますので、予想する際は合わせて事前にチェックしておくといいでしょう。
第1ターンマークとスタンドの距離によるレース影響
続いての特徴として第1ターンマークとスタンドの距離です。
第1ターンマークとスタンドの距離は47mとなっていますが、これは全国の競艇場で6番目の長さとなります。
全国の平均距離は42〜43m程度ですが、桐生競艇場に関しては平均より約3〜4mほど長くなっています。
第1ターンマークとスタンドまでの距離が長い分、たとえ艇が横一線に揃った場合でも艇同士の距離感が保ちやすいため、マイシロと呼ばれるターンの際に必要なターンマークとの距離が取りやすかったり、差しの決まり手が決まりやすくなります。
また、アウトコース(④⑤6コース)にいる艇ほど第1ターンマークまでの距離が長くなるため、その分長い距離を航走しなければならず、逆に内側にいる艇(①②3コース)ほど先マイしやすくなるのです。
このことから、桐生競艇場のコースの特徴として、比較的差しが決まりやすいと覚えておくといいでしょう。
桐生競艇場のモーターとボート
全国各地にある24の競艇場に共通して言えることですが、桐生競艇場のモーターやボートには特徴があります。
まず、モーターには「エースモーター」や「超抜モーター」と言われる極めて勝率や成績の良いモーターが存在し、勝率の高いモーターは「伸び」や「足」が他のモーターよりも抜けていることが多くあります。
そのため、選手の階級や技術に加えてモーター勝率は大きな予想のポイントであるため、モーターの番号や勝率を覚えておくと予想に役立つでしょう。
桐生競艇場の「モーター勝率ランキング」は以下の通りです!上から1位2位3位となっています!
また、モーターとボートの交換時期について、桐生競艇場ではモーターとボートの交換時期が異なります。
競艇場には、モーターとボートを一斉に入れ替える場と、モーターとボートを別々の時期に入れ替える場がありますが、桐生競艇場は後者になります。
桐生競艇場の交換時期はこちらです!
ボート交換 | モーター交換 |
---|---|
10月 | 12月 |
このように、桐生競艇場のボートの交換時期とモーターの交換時期はそれぞれ異なっております。モーター勝率と同様に、ボートの勝率も舟券予想の判断材料の1つにしている方は、それぞれの交換時期を覚えておくと大会やレースを選ぶ際の参考になるでしょう。
桐生競艇場のチルト
チルト(下限) | チルト(上限) |
---|---|
-0.5 | +1.0 |
競艇における「チルト」とは、「モーターをボートに取り付ける角度」のことを指し、チルト角度によってボートのスピードやターンのしやすさに影響が出るため、レースの予想に役立てることができる要素の1つです。
チルトは水面とプロペラの角度となり、チルトを下げるとプロペラと水面が接する面積が大きくなってボートが安定するため、安定したスタートやターンのしやすさに繋がります。
逆に、チルトを上げるとプロペラと水面が接する面積が小さくなり、直線スピードが上がりパワーのあるレースができますが、初速が遅くターンが不安定となるというデメリットがあります。
このチルトは、各選手が自由に0.5刻みで調整可能ですが、各競艇場によって上限および下限が設定されております。
このように、チルト角度が制限されている理由は、チルトを上げすぎてレースをすることで転覆や衝突などの事故を防ぎ、選手の安全を守るためです。
また、チルト角度の制限が各競艇場で異なるのは、競艇場によって水面の水質や波の高さ・風の傾向などに差があるため、荒れやすい水面の競艇場ではチルト角度が厳しく設定されているという背景があります。
チルトについては下記の記事で詳しく解説してるよ!
桐生競艇場の企画レース
桐生競艇場の企画レースは全部で3つあります。
- 1R目玉レース
- 6R目玉レース
- いちごレース
それぞれ解説してきます。
1Rの目玉レース
まず1レース目の目玉レースは、外からの攻めが好きなファンにとっては狙い目とも言えるレースでしょう。
ですが、スローに構える選手も4コースのカド捲りを当然のように警戒するでしょうし、簡単に捲らせてもらえるとは限りません。
そうなった場合の想定される目は「①-〇-④」と考える方もいるかもしれません。しかし、捲りに抵抗するのがインばかりとも限らず、カド受けの役目を果たした3コースの選手がそのまま捲りないし捲り差しに切り替えて攻撃してくることも予想できます。
このことから、1レース目の目玉レースについてはファンを勝たせるレースとは言えず、むしろ悩んでもらって楽しんでもらうためのレースとして捉えておきましょう。
6Rの目玉レース
6レース目の目玉レースは1レース目とは異なり、逃げ濃厚な本命レースへと切り替わります。
ですが、あくまでA級でありA1級とは決まっておりません。A2とB1は級別的に行ったり来たりしている選手も多く、そこまで実力の差があるとも言い切れません。
そのため、思わぬ穴が飛び出すことも大いに想定出来ます。
もし、イン逃げ本命として購入する際は、今一度モーターのタイムや選手の逃げの実績を確認した上で舟券を購入した方が良いでしょう。
8Rのいちごレース
その名の通り①⑤(いちご)コースにA級選手を配置しているレースですが、桐生競艇場のコース別入着率でも解説しましたように、桐生競艇場の特徴として5コースの勝率の高さが挙げられます。
桐生競艇場の5コースの1着率は全国で2位を記録しており、5コースを絡ませた企画レースがあることは因果関係があるとみて良いでしょう。
事実、2020年5月28日から7日間にかけて行われた第13回マクール杯レースで、5コースの選手は1着1本、2着2本、3着3本、そしてフライングでなければ5コースが1着だったものが1本、実に多くのいちごレースで5コースが入着しております。
このことから、いちごレースはどういった出目であれ、1号艇と5号艇が絡みやすいレースとして考えることができます。
もちろんそう簡単にはさせないように他艇も抵抗をしますが、少なくともいちごレースは桐生競艇場のコース別入着率、特に5コースの入着率に影響を与えていると考えて良いでしょう。
桐生競艇場で勝率が高い競艇選手TOP3
競艇選手の各競艇場での勝率を把握することは、舟券を的中させる上で非常に大事な要素となります。
もちろん、勝率はあくまでも過去のデータに基づくものであり、今後も同じように勝利を収めるとは限りません。
しかし、勝率が高い選手を把握しておくことで、少しでも的中精度を上げることができますので、必ず確認するようにしましょう。
桐生競艇場の「モーター勝率ランキング」は以下の通りです!上から1位2位3位となっています!
勝率が高い選手TOP1:峰竜太
登録番号 | 登録期 |
4320 | 95期 |
生年月日 | 身長 |
1985/03/30 | 171cm |
体重 | 血液型 |
51kg | B型 |
出身地 | 支部 |
佐賀県 | 佐賀 |
SNS | 備考 |
X(Twitter) | – |
桐生競艇場で最も勝率が高い競艇選手は、「峰 竜太(みねりゅうた)」選手です。
峰選手は、今や艇界を代表するトップレーサーに君臨し、ボートをやっている人なら知らない人はいない!というほどの実績と技術を持った選手ですが、桐生競艇場における勝率も、2023年10月16日時点で8.12という数字を残しており、これは、既に引退した艇界の王子こと山崎智也選手の桐生競艇場での通算記録と並んでいます。
峰選手は、どのコースから進入しても1着を狙えることが特徴的で、差し・捲り・捲り差しなどその場の状況に合わせた決まり手で1着率や連対率をトップレベルにキープすることができる数少ない選手の1人です。
某テレビ番組で「4カドの峰」と称されたことで更に注目を集めましたが、成績を見ると峰選手は決して4コースだけが得意なわけではなく、なんなら1コース以外で最も1着率の高いコースは3コースとなっていることに加えて、全てのコースにおいて類稀なる連対率を残しています。
また、峰選手は1周1マークで先頭を走れなかったとしても、レースの道中で前の選手を追走して追い抜く「抜き」も多い選手で、どんな状況でも常に諦めない走りが常にファンを魅了しています。
勝率が高い選手TOP2:岡崎恭裕
登録番号 | 登録期 |
4296 | 94期 |
生年月日 | 身長 |
1987/01/10 | 172cm |
体重 | 血液型 |
54kg | O型 |
出身地 | 支部 |
福岡県 | 福岡 |
SNS | 備考 |
– | – |
桐生競艇場で2番目に勝率が高い競艇選手は、「岡崎 恭裕(おかざきやすひろ)」選手です。
岡崎選手の桐生競艇場における勝率は、2023年10月16日時点で8.10という素晴らしい数字を誇り、進入コースに捉われない連対率で、1位の峰選手をわずかな差で追走しています。
岡崎選手は、数多くのボートレーサーの中でも随一の操縦技術を持つ選手の1人で、ターンマーク付近での力強くもスピードのあるターンが彼の大きな特徴です。
一方、彼はモーターやペラの調整技術にはそれほど長けておらず、本人も「何かを触って良くなるイメージはあまりない」というようなコメントを残しているように、抽選で引いたモーターやペラの調整は基本行わないようです。
ただし、その整備力の乏しさを補う高い操縦技術で彼の右に出るレーサーは少なく、少ない調整で常に安定した成績を残して、A1級の中でもトップレベルの座に長年君臨していることが、彼の能力を十分に示しているといえます。
また、岡崎選手は30代半ばとは思えない甘いマスクを持っている「イケメンレーサー」の1人で、その外見と文句ない技術から男女問わずファンの多い選手でもあります。
勝率が高い選手TOP3:江口晃生
登録番号 | 登録期 |
3159 | 54期 |
生年月日 | 身長 |
1965/02/11 | 165cm |
体重 | 血液型 |
55kg | AB型 |
出身地 | 支部 |
群馬県 | 群馬 |
SNS | 備考 |
X(Twitter) | – |
桐生競艇場で3番目に勝率が高い競艇選手は、「江口 晃生(えぐちあきお)」選手です。
江口選手の桐生競艇場における勝率は、2023年10月16日時点で7.93という高い数字を残しており、その数字は既に引退してしまった選手を含めた通算ランキングでも5位の位置を示しています。
江口選手は、いわゆる「前付けレーサー」の1人で、主に2コースからの出走が非常に多く、熟練されたピット離れの技術で内枠に侵入し、巧みなハンドル捌きで連対率を積み重ね続けている選手です。
進入コースが2コースを主体としていることもあり、決まり手としては「差し」が得意な選手で、江口選手の差しはA1級のレーサーの中でも特にコンパクトかつスムーズに1マークを回って決まります。
また、2コースからの平均スタートタイミングは0.18程度と決して早い方ではなく、スタートは慎重気味であることが伺えますが、長い選手歴の中で積み上げたハンドル技術を駆使して着を取りにいく腕を持った選手であることが分かります。
江口選手は54期のですが、2023年10月16日現在、同期の選手は8人のみ(そのうちA1級は江口選手を含めて3人)ということもあり、現役ボートレーサーの中でもトップレベルのベテラン選手です。
桐生競艇場のレースデータから読み取れる特徴
続いては、桐生競艇場のレースデータから見て考えられる特徴や傾向を解説していきます。
競艇で勝つためには様々なデータを読み取り、自分の舟券予想に活かしていくことが必要不可欠となります。
それでは、桐生競艇場のレースデータの特徴を以下の順通りに見ていきましょう。
詳しく解説していくよー!
桐生競艇場のコース別決まり手
コース | 逃げ | 捲り | 差し | 捲り差し | 抜き | 恵まれ |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 94.6 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 5.3 | 0.0 |
2 | 0.0 | 27.5 | 65.2 | 0.0 | 7.2 | 0.0 |
3 | 0.0 | 30.0 | 16.6 | 40.0 | 11.6 | 1.6 |
4 | 0.0 | 53.2 | 11.2 | 25.8 | 6.4 | 3.2 |
5 | 0.0 | 17 | 12.1 | 56 | 14.6 | 0.0 |
6 | 0.0 | 0.0 | 23 | 61.5 | 15.3 | 0.0 |
上記の表を踏まえながら解説していきます。
決まり手については下記の記事で詳しく解説してるよ!
4コースの捲り率の高さ
コース | 逃げ | 捲り | 差し | 捲り差し | 抜き | 恵まれ |
---|---|---|---|---|---|---|
4 | 0.0 | 53.2 | 11.2 | 25.8 | 6.4 | 3.2 |
全国的に見ても「捲り」より「捲り差し」の方が高い競艇場がある中、捲りが50%を超えている競艇場はほとんどありません。
そんな中、桐生競艇場の4コースの捲り率は53.2%と全国で2位を記録しています。
桐生競艇場のレースで予想する際は桐生競艇場のコース特徴でも解説した通り、差しやすいコース面と合わせて4コースが来ると予想した際は捲りがくる可能性も想定しておきましょう。
3コースの捲り差し率の高さ
コース | 逃げ | 捲り | 差し | 捲り差し | 抜き | 恵まれ |
---|---|---|---|---|---|---|
3 | 0.0 | 30.0 | 16.6 | 40.0 | 11.6 | 1.6 |
桐生競艇場の3コースの決まり手では、「捲り」よりも「捲り差し」の方が10%も高くなっています。
3コースの決まり手の中でも、捲り率が高い競艇場と、捲り差し率の方が高い競艇場はおおよそ半分に別れる中、桐生競艇場の場合は捲り差しになる傾向があります。
これは桐生競艇場のコースが影響していると考えられます。
桐生競艇場は第1ターンマークとスタンドまでの距離が長いため、コース面の特徴から2コースによる差しが有効になりやすい競艇場です。
その分、3コースは2コースを捲る必要があるため、簡単には捲りづらくなるのです。
また、第1ターンマークのブイ(赤と白のトンガリ帽子のような物体)とスタンドまでの距離が長いとその分ターンするまでの距離が必然的に長くなります。
その結果、ターンしている間にインが先マイできる猶予ができ、捲り差しが決まりやすくなるのです。
ですが、その理屈だけで考えると4コースにおいても捲り差しが決まりやすくなると推測されますが、その点はダッシュ勢(④⑤6コース)とスロー勢(①②3コース)の違いが影響していると考えられます。
たとえば、3コースが1着に来た場合はダッシュ勢が先マイできないケースがほとんどであり、4コースが1着の際は3コースが凹んでいることが多いでしょう。
これらのことから、桐生競艇場のコース別決まり手の特徴として3コースは捲り差し、4コース以降は捲り選択が多いと覚えておくといいでしょう。
桐生競艇場のコース別入着率
以下が桐生競艇場の特徴である、コース別入着率です。
コース | 1着率 | 2着率 | 3着率 | 4着率 | 5着率 | 6着率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 50.6 | 17.1 | 13.4 | 7.4 | 4.5 | 6.8 |
2 | 14.2 | 25.4 | 16.5 | 16.9 | 14.2 | 12.4 |
3 | 12.3 | 19.3 | 23.0 | 17.2 | 15.8 | 12.1 |
4 | 12.8 | 17.9 | 16.5 | 20.2 | 18.5 | 13.8 |
5 | 8.5 | 15.8 | 17.6 | 22.2 | 19.5 | 16.2 |
6 | 2.7 | 5.7 | 14.2 | 17.6 | 27.8 | 31.7 |
桐生競艇場のコース別入着率の特徴として、イン逃げ率が50.6%と全国平均とさほど差はありません。
また、イン以外の入着率を見てもさほど特徴的なことははっきりとは現れていません。
ですが、2点ほど気をつけておくべき点があります。それぞれ解説していきます。
3コースよりも4コースの1着率の方が高い
コース | 1着率 | 2着率 | 3着率 | 4着率 | 5着率 | 6着率 |
---|---|---|---|---|---|---|
3 | 12.3 | 19.3 | 23.0 | 17.2 | 15.8 | 12.1 |
4 | 12.8 | 17.9 | 16.5 | 20.2 | 18.5 | 13.8 |
気を付けておくべき点の一つ目は、3コースの1着率よりも、4コースの1着率の方が高いことが挙げられます。
競艇にとって最も一般的なスタート体系である3対3のスローと、ダッシュ体系の場合は3コースはカド受け、4コースはカドとなります。
スタートラインに対して、いったん後ろに引いてから思い切り助走してダッシュスタートする艇のうち、一番内側の艇のこと。
カド | BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
3コースよりも4コースの方が1着が多いということは、3コースによるカド受けの機能が果たされず、4コースのカド捲りが決まりやすいということになります。
数値的には大きい差はありませんが、予想する上では念のため覚えておきましょう。
5コースの1着率が全国で2位の高さ
コース | 1着率 | 2着率 | 3着率 | 4着率 | 5着率 | 6着率 |
---|---|---|---|---|---|---|
5 | 8.5 | 15.8 | 17.6 | 22.2 | 19.5 | 16.2 |
2つ目に気を付けておくべき点は、5コースの1着率が全国2位の高さです。
8%を超えている競艇場は3か所あり、1位が平和島競艇の9.1%、3位が鳴門競艇の8.2%、そして2位が桐生競艇場の8.5%となっており、全国平均の2倍ほどの成績となっています。
イン逃げ率は全国平均とあまり変わらないものの、3コースのカド受けよりも4コースのカドの方がやや強いという事実に加え、5コースの1着率の高さから桐生競艇場はダッシュ勢(4.5.6コース)が平均よりも強いということが言えるでしょう。
桐生競艇場の枠番別コース取得率
枠番 | 1コース | 2コース | 3コース | ④コース | 5コース | 6コース |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 97.6 | 1.9 | 0.1 | 0.0 | 0.1 | 0.0 |
2 | 1.2 | 90.5 | 5.6 | 1.0 | 0.8 | 0.5 |
3 | 0.3 | 3.3 | 87.2 | 6.5 | 1.7 | 0.7 |
4 | 0.1 | 2.1 | 4.0 | 80.6 | 8.8 | 4.0 |
5 | 0.3 | 1.2 | 1.2 | 8.7 | 77.2 | 11.1 |
6 | 0.3 | 0.7 | 1.6 | 3.2 | 11.0 | 83.0 |
枠番別コース取得率とは、各選手が与えられた枠番と、本番で進入したコースを示したデータです。
多くの場合、枠番と同じコース(例:1枠は1コース)に入るのがセオリーですが、選手同士の階級差や、前付けが行われることで進入コースに変化が生まれることがあります。
表を見ると、1枠の1コース取得率は97.6%とほぼ枠番通りのコースを取得して進入していますが、2枠の2コース取得率は90.5%、3枠の3コース取得率は87.2%と、外枠になっていくと枠番通りのコースを取得できる確率が下がっていることが分かります。
この桐生競艇場の数値は、例えば大村競艇場と比較すると、「枠番通りのコースを取っている確率」はどのコースも低くなっており、ある程度前付けなどによる進入コースの変化がある競艇場であると言えるでしょう。
ただし、特筆して進入コースの変化が顕著な競艇場とも言えないため、前付けをよくする選手が出場しているか?出場選手に大きな階級の差があるか?を気にする程度で問題なく、桐生競艇場上の枠番別コース取得率は、レース予想をする際にはさほど気にすべき要素ではありません。
ちなみに、競艇場によって枠番別コース取得率に差があるのは、ピットから進入までの距離に差があることで前付けのしやすさが変わってくることが要因だといえます。
桐生競艇場の季節毎のコース別入着率
以下が桐生競艇場の特徴である、季節毎のコース別入着率(1着〜3着率)です。
春季のコース別入着率(3月~5月)
コース | 1着率 | 2着率 | 3着率 |
---|---|---|---|
1 | 50.6 | 17.1 | 13.4 |
2 | 14.2 | 25.4 | 16.5 |
3 | 12.3 | 19.3 | 23.0 |
4 | 12.8 | 17.9 | 16.5 |
5 | 8.5 | 15.8 | 17.6 |
6 | 2.7 | 5.7 | 14.2 |
桐生競艇場の春季の特徴として、イン逃げ率が夏季よりも低く、秋季よりも高いことが挙げられます。
一般的に秋冬の方がイン逃げ率が高くなり、春夏は下がる傾向が多い中、桐生競艇場の春季は秋季よりも高いという結果になっています。
この桐生競艇場の季節毎のイン逃げ率の逆転現象は赤城おろしの影響が考えられます。
赤城おろしは11月から春にかけて強めの追い風が吹きます。
追い風はスロー勢(1.2.3コース)にとって有利なことからスタートが届きやすく、ダッシュ勢(4.5.6コース)の攻勢を迎え撃つことができるようになり、その結果イン逃げ率の上昇に繋がっていると言えるでしょう。
夏季のコース別入着率(6月~8月)
コース | 1着率 | 2着率 | 3着率 |
---|---|---|---|
1 | 52.7 | 14.1 | 10.2 |
2 | 11.5 | 27.5 | 19.3 |
3 | 12.9 | 22.6 | 22.7 |
4 | 12.5 | 18.0 | 19.3 |
5 | 9.6 | 12.7 | 18.2 |
6 | 1.6 | 5.9 | 11.4 |
桐生競艇場の夏季の特徴として、夏季が年を通して2番目にイン逃げ率が高いことが挙げられます。
通常、夏季は気温の上昇によりモーターの回転率が下がるため、インを含めたスロー勢が劣勢になることが多いですが、桐生競艇場の夏季は冬季に続いて2番目のイン逃げ率となっています。
冬季より低い理由としては、夏季の気温上昇によるモーターの回転率の低さや、気圧の低さによる酸素の取り込みにくさが影響しているとみて間違い無いでしょう。
ですが、春季よりも逃げ率が高くなっている理由として、夏季は赤城おろしが止まり、本来の静水面を取り戻したことで走りやすくなったことが最も影響していると考えられます。
また、桐生競艇場は通年ナイターレースのため、夜間は気温が落ち着くことでデイレースの競艇場よりも気温の影響は軽減されているからと見受けられます。
これらが桐生競艇場の夏季の逃げ率を支えていると考えられます。
さらに、夏季の桐生競艇場はダッシュ勢にとっては稼ぎ時でもあります。
データ表にもありますように、4コースについては年を通して2番目の1着率であり、5コースに至っては年で最も高くなっています。
これらのことから、桐生競艇場の夏季は赤城おろしがおさまってインが逃げやすくなる一方、ダッシュ勢にとっても走りやすい傾向にあることを覚えておきましょう。
秋季のコース別入着率(9月~11月)
コース | 1着率 | 2着率 | 3着率 |
---|---|---|---|
1 | 49.1 | 16.9 | 11.4 |
2 | 16.1 | 25.4 | 17.7 |
3 | 14.6 | 21.9 | 19.7 |
4 | 11.2 | 18.5 | 21.1 |
5 | 6.9 | 10.8 | 19.6 |
6 | 2.6 | 6.9 | 10.9 |
桐生競艇場の秋季は、1年で最もイン逃げ率が低くなります。
秋季は赤城おろしが吹き始める時期に突入します。
赤城おろしが吹いたり吹かなかったりする時期は、選手にとってスタートが難しくなることからインが弱くなる傾向にあると考えられます。
一方、インの2着は夏季と比較すると高くなっています。これらのことから秋季は夏季よりも気温が下がりスロー勢(1.2.3コース)が優勢になって残しやすくなったと推察できます。
冬季のコース別入着率(12月~2月)
コース | 1着率 | 2着率 | 3着率 |
---|---|---|---|
1 | 54.9 | 21.4 | 6.4 |
2 | 15.6 | 25.6 | 20.6 |
3 | 14.6 | 21.0 | 22.5 |
4 | 9.9 | 15.0 | 21.1 |
5 | 4.8 | 13.7 | 18.4 |
6 | 1.2 | 4.1 | 12.1 |
桐生競艇場の冬季は1年を通して最もイン逃げ率が高くなります。
また、インのみならず2コースと3コースの1着率も上がっていることから、冬季はモーターの回転率が上がりスロー勢が残しやすくなったこと、そして赤城おろしの追い風が影響していると考えて良いでしょう。
さらに、インに関しては2着率も大幅に数値が上がっています。
これに関しては冬季は赤城おろしが本格的に吹いている時期のため、インが流れて2コースの差しが決まりやすくなり、2着が多くなった為と推察できます。
このことから、冬季はインが強くなることに加え、スロー勢が全体的に有利になる時期と考えていいでしょう。
桐生競艇場の逃げ率と逃し率(新概念データ)
1コースの逃げ率 | 2コースの逃がし率 |
---|---|
49.0% | 48.3% |
桐生競艇場の1コースの逃げ率と2コースの逃げ率は上の表の通りです。
表を見ると、1コースの逃げ率は49.0%、2コース逃がし率は48.3%となっており、これは一定期間中で全競艇場の中で見るとやや低い数値となっています。
言い換えると、桐生競艇場は1コースがやや逃げづらい水面であることに加えて、2コースのスタートやターンなどにやや技術を必要とし、2コースが壁となりづらい水面であるため、結果的に1コースが逃げて1着になる確率が低い競艇場であるといえます。
2コースがしっかりと壁になれない場合、外枠の3~6コースの「捲り」や「捲り差し」などが決まりやすくなり、必然的に1コースの逃げ率も下がるため、桐生競艇場上はインが逃げづらい競艇場と言ってよいでしょう。
ところで、そもそも「逃げ率」「逃がし率」って何?と思う方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひこちらの記事も読んでみてください。
桐生競艇場の舟券ごとの平均配当
舟券 | 平均配当 | 人気 |
---|---|---|
2連単 | 2,034円 | 6.0番人気 |
2連複 | 987円 | 3.6番人気 |
3連単 | 8,119円 | 20.1番人気 |
3連複 | 1,339円 | 4.8番人気 |
舟券ごとの平均配当は、舟券を買うときの賭け式ごとに平均いくらの配当で、その舟券は平均何番人気であったのかという数値です。
表を見ると、例えば2連単では平均配当2,034円の6.0番人気、3連単では8,119円の20.1番人気となっており、この数字を見てもピンと来ない方も多いかもしれませんが、この数値は全国の競艇場の中ではかなり高い方となっています。
例えば、3連単の配当の全国平均は「7,336円」ですが、桐生競艇場の「8,119円」は全国平均を800円近く上回る平均配当で、これは一定期間中で全国の競艇場の中で2番目に高い金額です。
また、3連単の平均人気順の「20.1番人気」も全国の競艇場の中で5番目に高い数字となっており、桐生競艇場は平均配当・平均人気順ともに桐生競艇場上はかなり高くなっています。
以上のことから、桐生競艇場は全国の競艇場の中でもトップクラスに配当金が高く人気のない舟券が当たりやすい、つまり非常に荒れやすい傾向にあるため、オッズの高い中穴・大穴が狙える競艇場の1つといえます。
桐生競艇場の配当分布
配当 | 出現確率 |
---|---|
~999円 | 15.1% |
1,000円~1,999円 | 22.5% |
2,000円~2,999円 | 13.6% |
3,000円~3,999円 | 13.2% |
5,000円~9,999円 | 16.1% |
10,000円~99,999円 | 19.0% |
100,000円~ | 0.5% |
上の表は、桐生競艇場における3連単の配当分布(3連単)ですが、1,000円~1,999円の配当が占める割合が22.5%と最も高く、999円以下や2000円以上(10万以上を除く)の配当が13~19%の範囲でやや均等気味にバラけていることが分かります。
この配当分布は全国の競艇場の中でも特徴的であることに加えて、10,000円以上のいわゆる「万舟券」と言われる配当の分布は約20%とかなり高く、約5回に1回は万舟が出ることになります。
それぞれの配当が一定の割合を占めており、配当の安い舟券から配当の高い舟券まで幅広く期待できるといえますが、言い換えると「やや予想しづらい」とも捉えることができるでしょう。
以上のことから、桐生競艇場はインが逃げづらいという特徴も相まって、全国の競艇場と比較しても高い配当もかなり期待できるということが分かります。
そのため、桐生競艇場で舟券を買う際は、点数を抑えずに広めに賭けて的中を狙う、もしくは穴のみに賭けて複数のレースを通して結果的に大きな配当を狙うなどの工夫をするとよいでしょう。
桐生競艇場の出目ランキング
出目ランキングは、過去のレースで実際に出た出目の頻度を示すものです。出目ランキングを把握することで、過去によく出た出目が今後も同じように出やすい傾向にあることがわかります。
もちろん、出目ランキングはあくまでも過去のデータに基づくものであり、今後も同じように出るとは限りません。しかし、出目ランキングを把握しておくことで、舟券の買い目を絞ったり、オッズを判断したりする際に役立ちます。
具体的には、以下のようなメリットがあります。
- 舟券の買い目を絞ることができる
- オッズを判断しやすくなる
- 穴狙いの舟券を狙いやすくなる
また、出目ランキングを把握することで、競艇の流れを読み解く力も養われます。出目ランキングを分析することで、コース別の勝率や決まり手、人気艇の成績などがわかります。
これらのデータを基に、レースの展開を予想し、舟券の買い目を検討することができますので随時チェックするようにしましょう。
それでは、桐生競艇場の2連単と3連単の出目ランキングを解説いたします。
2連単の出目ランキング
出目 | 出現確率 | 平均配当 |
---|---|---|
1–2 | 14.5% | 483円 |
1–3 | 9.5% | 892円 |
1–4 | 6.7% | 989円 |
桐生競艇場における2連単の出目ランキング1位は、「①-②」です。
2位、3位も綺麗に枠番順に「①-③」「①-④」と続いており、一見「インが逃げやすくて順当な出目が多い」と見えてしまうかもしれませんが、注目すべきはその出現確率と平均配当です。
出現確率は1位~3位まで(①-②・①-③・①-④)を合わせても30%強程度に留まっており、この数値は全国の競艇場の中でも低く、平均配当を見ても①-②は483円と安いものの、①-③や①-④になるだけで900円前後に上っています。
2連単の出目ランキング上位でも1000円近い配当となる競艇場は少なく、先に解説した平均配当の高さがここにも表れています。
このことから、桐生競艇場の「平均配当が高く配当分布も広い」という特徴が実際の出目とその平均配当にも顕著に表れており、2連単でも十分に利益を上げられる可能性があることが分かります。
ボートレースで賭ける人は3連単をメインに買う方が多いと思いますが、桐生競艇場のような配当分布が幅広く平均配当も高い競艇場では、2連単で勝負することも検討してみてもよいかもしれません。
3連単の出目ランキング
出目 | 出現確率 | 平均配当 |
---|---|---|
1–2–3 | 6.2% | 1,149円 |
1–3–2 | 5.1% | 1,462円 |
1–2–4 | 4.7% | 1,222円 |
桐生競艇場における3連単の出目ランキング1位は、「①-②-③」です。
こちらも2連単と同様に、綺麗に内枠順の出目が1位となっていますが、①-②-③は全競艇場含めても最も出現確率の高い目であり、この出目が1位であること自体は特徴的ではありません。
まず注目すべきはその出現確率で、6.2%と全国の競艇場の中では低い数値を示しており、2位以下も5%程度と、2連単と同様に3連単の出現確率にもバラつきがあることが分かります。
また、もう1つ注目すべき点は、2位が「①-③-②」となっている事です。全国の競艇場の多くは2位が「①-②-④」となりますが、桐生競艇場の3連単の2位は①-③-②であり、イン逃げかつ内枠の絡みであっても、3コースの2着が狙い目の1つであるといえます。
さらに、それぞれの平均配当についても、出目ランキングのTOP3であるにも関わらず1,000円を超えており、ここでも桐生競艇場の平均配当の高さが現れています。
以上のことから、桐生競艇場は、競艇のセオリーである「インが逃げやすい」という前提に則った出目ランキングになっている一方で、出目の出現確率のバラつきや平均配当の高さにはかなり特徴があり、よくある出目でもそれなりの配当が狙える競艇場といえます。
桐生競艇場で予想する際の攻略ポイント
桐生競艇場で開催されるレースで予想する際は、以下の点を踏まえて予想すると回収率のアップに繋がるでしょう。
淡水面で標高が高いため、モーターに大注目
桐生競艇場は日本一高所にある競艇場であり、標高が高いことから気圧が低くなります。
また、元々は川の水を引いてきた水路を水源としているため淡水面です。高所で気圧が低くなるとモーターに取り込める酸素量は低下し、モーターの力が発揮しにくくなります。
さらに、淡水は海水よりも浮力が得られにくいことから体重差が影響します。これらのことから、体重が重く機力の弱い選手には致命的な条件になるため、十分に注意して舟券を購入する必要があります。
逆に体重が軽くて機力が良い選手はぜひ注目してみると良いでしょう。
スローから買うなら秋冬ではなく、冬と春
一般的にスロー勢はモーターの回転率が良くなる秋冬の方が買いやすい傾向にありますが、桐生競艇場においては赤城おろしが強い追い風となって吹くため、冬から春にかけてをオススメします。
ですが、あまりにも強めの風が吹いている場合は、逆にインが流れてしまうこともあります。
その場合は予算と相談にはなりますが「ボックス買い」もしくは「流-1」インの2着付けも考慮に入れておくとより確実性は増すと想定できます。
桐生競艇場で予想する際の注意点
桐生競艇場で開催されるレースで予想する際は、以下の注意点を踏まえて予想して頂くと良いでしょう。
企画レース「目玉レース」
桐生競艇場はいちごレース以外にも「目玉レース」という企画レースがあります。
目玉レースは4コースと1コースにそれぞれA級を1名配置し、残りはB級選手というものですが、あくまでA級と謳われているのみであり、A1級選手とは断定されていません。
捲ることができるか、逃げることができるか、それぞれ不確定な要素も多く見受けられます。
以上のことから、企画レースの中でも「目玉レース」は本命よりのレースではなく、あくまでファンを悩ませて楽しませるためのレースとして認識しておいた方が良いでしょう。
赤城おろしは強風の日もある
一般的に競艇は秋冬にインの勝率が上がり、春夏は下がる傾向にある中、桐生競艇場は春よりも夏の方が高く、秋が一年の中で最もイン逃げ率が低いデータとなっています。
これも桐生競艇場特有の赤城おろしが影響していると推察できます。
桐生競艇場の赤城おろしは強風であることも多いため、インが流れてしまうことによって差しやすくなることが原因と考えられます。
主に本命党で一度に大金を投資して購入する方は、インを主体に予想をしている方が多いかと思われます。
そんな中、思わぬ強風で流れてしまっては、一気に大金が紙切れとなってしまいます。
このことから、桐生競艇場の逃げ率は赤城おろしに影響されるため、風速は毎日のようにチェックしておいた方が賢明でしょう。
桐生競艇場の予想でおすすめの競艇予想サイト3選
直近で桐生競艇場のレースで好調な成績を出している競艇予想サイトをご紹介します。紹介する競艇予想サイトは定期的に更新されますので、ぜひチェックしていただけますと幸いです。
おすすめ競艇予想サイト「競艇トライブ」
サイト名 | 競艇TRIBE |
URL | https://boatrace-tribe.com |
運営会社 | 競艇TRIBE事務局 |
運営責任者 | 木島幸太郎 |
住所 | 東京都渋谷区恵比寿西2丁目4番8号 ウィンド恵比寿ビル8F |
メール | info@boatrace-tribe.com |
電話番号 | 03-6825-0440 |
- 1万円分のポイントが貰える
終了する場合があります!
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おすすめ競艇予想サイト「最競艇国」
サイト名 | 最競艇国 |
URL | https://boat-empire.com/ |
運営会社 | 最競艇国運営事務局 |
運営責任者 | 白石 孝太郎 |
住所 | 東京都新宿区西新宿3-7-1 |
メール | info@boat-empire.com |
電話番号 | 03-6427-6530 |
- 1万分のポイントプレゼント
終了する場合があります!
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おすすめ競艇予想サイト「競艇ロックオン」
サイト名 | 競艇ロックオン |
URL | https://lock-ontei.com/ |
運営会社 | 競艇ロックオン事務局 |
運営責任者 | 青木康介 |
住所 | 東京都渋谷区神宮前6-23-4 桑野ビル2F |
メール | help@lock-ontei.com |
電話番号 | 03-4500-9735 |
- 1万円分の特典
- 1日2回の無料情報
終了する場合があります!
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桐生競艇場の施設詳細やその他イベント
続いては、桐生競艇場の施設の詳細やイベントについてご紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
桐生競艇場の場所とアクセス
- 東武線阿左美駅から徒歩15分
- JR線岩宿駅から徒歩15分
- 東武線阿左美駅・JR線岩宿駅から無料送迎バス運行
- 太田藪塚ICより約15分
- 太田桐生ICより約15分
桐生競艇場は、群馬県の右下、栃木との県境近くに位置しており、東武線およびJR線の最寄り駅から徒歩15分で、2つのICからも約15分と、電車で行く場合も車で行く場合もアクセスが良く整備されています。
また、2つの最寄り駅から無料送迎バスが1日中運行されており、所要時間も5分以下とスムーズに本場まで到着することができるため、あまり移動にかかる時間や複雑なルートを考える必要がないのも嬉しいポイントです。
また、本場近くにはセブンイレブンやローソンなどのコンビニが複数あり、ニトリやケーズデンキといった店舗も位置していることから、桐生競艇場でボートレースを楽しんだ後に気軽に買い物を楽しむこともできます。
無料バスの時刻表などは公式サイトに最新情報が掲載されているため、そちらを参考にしてみてください。
桐生競艇場のライブ中継とリプレイ動画
今では端末さえあれば、どこでも競艇のレースを中継して観ることができます。醍醐味としてはやはり競艇場に行って生でレースを見るのが一番ですが、どうしても行けない場合があると思います。
その際は、スマホやパソコンからレースライブ中継を観ることをおすすめします。下記のページでは桐生競艇場のレース中継が閲覧できますので、ぜひご活用いただければ幸いです。
桐生競艇場のイベント情報
桐生競艇場では、レースの開催期間中を中心に様々なイベントが開催されています。
主に行われているイベントは、桐生競艇場のショップにおける大抽選会やボートレース配信番組のイベント、有名なラーメン店が集まるフードフェスタなど、大会やショップに関連する催し物に加えて食べ物系のイベントなど種類は豊富です。
大抽選会では、JCBの商品券1万円分やクオカードなど豪華賞品が当たるチャンスがあり、ボートレース配信では有名配信者を間近で見ることができたりもします。
桐生競艇場では、土日だけではなく大会が開催されている期間の平日も行われているイベントも多くありますので、ぜひ公式サイトのイベントページでイベント情報をチェックしてから足を運んでみてください!
桐生競艇場の有料席案内
席の種類 | 定員 | 席数 | 料金(本場開催時) |
---|---|---|---|
ワンコインシート | 1名 | 192席 | 500円/席 |
レディース・カップルシート | 1~2名 | 48席 | 500円/席 |
プライベートシート | 1名 | 208席 | 1,000円/席 |
シングルシート | 1~2名 | 56席 | 1,500円/人 |
アクアシート | 6名 | 14BOX | 4,000円/BOX |
車イス(PISルーム) | 2名 | 1BOX | 2,000円/BOX |
ファーストシートB(PISルーム) | 1名 | 36席 | 2,000円/席 |
ファーストシートA(PISルーム) | 1名 | 36席 | 3,000円/席 |
ロイヤルシート(PISルーム) | 4名 | 4BOX | 6,000円/BOX |
エグゼクティブシート(PISルーム) | 6名 | 4BOX | 8,000円/BOX |
わいわいシート | 6名 | 19BOX | 2,000円/BOX |
桐生競艇場では、無料席に加えて、様々なサービスが受けられる有料席も豊富に用意されています。
上記の表のように、定員やシートの種類別に複数の有料席があり、値段もそこまで高いわけではありません。
多くの種類がありますが、それぞれの席にはモニターの有無や、ワンドリンク/フリードリンクやデリバリーなどの提供サービスに違いがあり、金額の高い有料席はより快適に過ごすことができます。
桐生競艇場は全国の競艇場の中でも有料席の種類と数が多く、色々な楽しみ方・過ごし方ができるため、友人や家族と一緒に競艇場に行く際は有料席の利用もおすすめです。
また、DKカード会員であれば窓口から日時・座席を選択しての予約も可能となっているため、ぜひチェックしてみてください。
桐生競艇場のグルメ
よだれがああああ
桐生競艇場の中には、開放感のある1階のフードコートに加えて、2階にレストラン、有料席にドリンクスタンドがあり、全て合わせて8店舗もの飲食店が営業しています。
フードコートでは、定食やラーメンといった定番グルメから軽食やコーヒーまで様々な種類の食べ物が提供されており、友人・家族連れでも安心して食事を楽しむことができます。
また、2階にあるレストラン「ダイニング雷神」では、トンカツ定食や鉄火丼に加えて、「桐生名物 ひも川セット」といううどんと天丼のセットが大人気です。
桐生競艇場は場内も綺麗に整備されており、以下のような店舗でクオリティの高いグルメが幅広く用意されていて、旅行感覚でも楽しむことができるため、ぜひ訪れてみてください。
- ダイニング雷神(2F)
- 新井食堂
- 鉄板焼き「あれこれ」
- 秘伝
- 鮨麺亭
- こめ蔵
- パリット(フリードリンクコーナー)
- カフェコーナー
桐生競艇場のオリジナルグッズ
桐生競艇場では、場内の南インフォメーションでオリジナルグッズが販売されています。
オリジナルキャラクターの「ドラキリュウ人形(税込1,450円)」や「ドラキリュウクッキー(税込1,000円)」を筆頭に、ドラキリュウが描かれたミニタオルやステッカー、スマホリングなどお手頃な価格で幅広く商品が取り揃えられています。
桐生競艇場に行った際には、旅行のような感覚でオリジナルグッズを買って自宅へお土産として持ち帰るのも1つの楽しみ方かもしれません。
キャラクターの詳細は以下の記事で詳しく紹介してるよ!
桐生競艇場に関するよくある質問
まとめ
今回は桐生競艇場の特徴について、コースや入着率、企画レースを中心にまとめさせて頂きました。
桐生競艇場はナイターでプール水面、そして日本一の標高の高さ、また赤城おろしなど様々な特徴が存在します。
特に赤城おろしは桐生競艇場にしか吹かない独特のものですので、桐生競艇場を語る上で赤城おろし無しでは語ることができないほどです。
様々な特徴がある分、それらを少しでも理解し知識として記憶しておくことで、買い目も変化してくることでしょう。
皆様が桐生競艇場のレースを購入する際は、ぜひ当記事をご一読のうえ、舟券購入して頂きつつ、回収率アップの一助となれれば幸いです。