【競艇番組表】競艇のシード番組とは？予想ポイントも解説

競艇のシード番組（シードレース）とは？

競艇のシード番組とは、その節に出場している主力選手（主にA1級）を1号艇に配置、2号艇～6号艇にB級選手を配置し、主力選手が勝ちやすいように構成された番組のことをシード番組（シードレース）と呼びます。

そもそもの「シード」という言葉は、強豪選手同士が初めから対戦しないように、組み合わせを調整するトーナメント方式を意味していますが、競艇はトーナメント方式ではない為、若干意味合いが異なります。

［名］(スル)

トーナメント方式の試合で、有力な選手・チームどうしが最初から対戦することのないよう、組み合わせを調整すること。また、そのようにして有力な選手・チームを特別に扱うこと。「シード校」「ランキング上位50位までの選手がシードされる」

seed（シード）の意味 – goo国語辞書

競艇のシード番組の特徴としては、レースの組み合わせの軸がしっかりしているため、予想が組み立てやすく、初心者の方でも買いやすい番組と言えます。

競艇のシード番組で予想する際の注目ポイント

シード番組で予想する際のポイントは、まず1号艇が予想する際の頭軸（1-●-●）になるということです。実力上位の選手が1コースからレースをするため、予想を行う上では大前提となります。

ですが一見、的中させるのが簡単にみえるシード番組ですが、「的中させやすい」「予想しやすい」という点から舟券投票の人気が集中し、結果的にオッズが偏り収支をプラスにするのが難しいという特徴もあります。

配当が10倍（1000円）を切ることも多く、舟券の点数を絞らないと、たとえ的中してもトリガミになってしまうため、賭け金の配分を慎重に考える必要があるでしょう。

ただ、1号艇に人気が集中する分、もし1号艇が1着外（2位～6位）に飛んだ場合は高配当になるケースも稀にありますので、チャンスは十分にあります。

全24競艇場のシード番組一覧表（企画レース）

全24競艇場のシード番組（企画レース）の一覧表となります。江戸川競艇、常滑競艇、琵琶湖競艇に関してはシード番組がございません。

シード番組で決着がカタいと予想される競艇場

徳山競艇

徳山競艇は周辺を太華山、笠戸島などに囲まれた独特な地形によって強風を遮ります。そのため、年間を通して緩やかなホーム左横から追い気味の風で安定しておりコンディションは比較的に穏やかです。

1コースの１着率が60％を超えるイン有利の水面ですが、この風向きや強さが安定していることにより、インから握って旋回してもコーナーで流れにくいことがカタくなる要因の一つとなっています。

徳山競艇の特徴に加え、シード番組は相手の軸になる選手を他の枠に置いているため、2～3着も絞りやすい番組と言えます。

芦屋競艇

芦屋競艇は6Rを除く1～8Ｒまでがシード番組となっており、他の競艇場に比べてダントツにシード番組の数が多い競艇場です。

そのために、シード番組の特徴から芦屋競艇の1コースの1着率（約60%）が高くなっていると言えます。

もし、どの競艇場で予想をすればいいのか迷った際は、芦屋競艇を選ぶと良いでしょう。初心者が買うにはうってつけの番組が続くと言えます。

シード番組で決着が荒れると予想される競艇場

鳴門競艇

鳴門競艇のコースは、スタートしてから1マークが近づくにつれてホーム側が狭くなっているため、1マークまでにダッシュ勢（4.5.6コース）がコースの内側へ絞るかたちになります。

そのため1コースの1着率が52％（2019年11月〜2020年4月集計）と他の競艇場に比べて低めになっています。

このような特徴から、もしダッシュ勢に良機がいた場合は波乱が起きやすいレースと言えるでしょう。

また、鳴門競艇のシード番組の特徴として、1号艇以外にA級選手を置くことがある為、すんなりと捲りが決まることもあります。

競艇のシード番組についてのまとめ

シード番組は初心者・本命党が買いやすい番組と言えます。ボートレースの魅力を知人に勧めようとした時、どう予想をしたらいいのかわからない人がほとんどだと思います。

そういう時にシード番組のレースで1号艇を軸に予想してもらい、予想が的中する快感を味わってもらいましょう。

本命党の人が買いやすいレースと前述しましたが、シード選手が連から外れるようなことになると思いもしない高配当が飛び出すため、穴党の人も楽しめる番組と言えます。